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コラム

語学力は必要なの?

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パティシエになるのに必ずしも語学力が必要なわけではない

パティシエの本場といえば「フランス」ですよね。
音楽や医学の世界ではドイツ語が重要なイメージがあるように、パティシエの世界ではフランス語が重要なのかなと考える人は多いと思います。
しかし日本でパティシエを目指す人の場合、必ずしもフランス語などの語学を習得しなければいけないというわけではありません。
もちろん実際にフランスに行ってパティシエの修行をしたいとか、短期でも留学したいと考えているならば語学というものが必要になってくるでしょう。
しかし多くの場合日本でお菓子作りの仕事を目指す場合にフランス語が必須になるというわけではないので、その部分で過度に心配する必要はないと言えます。
どうしても本場でお菓子作りを学びたいという方以外はそこまで気にすることではないと思います。

どこで修行をするかで違ってくる

パティシエへのステップ」で書いたとおり、パティシエになる道というのは実は意外に色々あります。

明確に絶対必要な国家資格があるわけではないので、大学に通う人もいれば製菓の専門学校に行く人もいますし、本場フランスなどに留学するという人もいます。
なにがなんでも本場で勉強したいという人もいると思いますので、そうした人の場合外国語の習得が必須となります。

もちろん短期留学などの場合そこまでしっかり語学が習得できるとは考えにくいわけですが、短期間行くだけでもある程度勉強していく必要はあるでしょう。
逆に日本で勉強するつもりであれば基本的にフランス語を勉強する必要はないでしょう。

パティシエの世界の専門用語がフランス語だからフランス語が必要だという人もいるかもしれませんが、そうした専門用語だけ理解して覚えていけばいい話しなので、語学習得が必要というほどのことではないはずです。
ですからフランス語の勉強を考えるよりも前に、自分はどんな方向でパティシエの道を目指すかをはっきりさせることが先決だと言えます。

海外留学を考えてみよう

パティシエの勉強をするために海外留学するというのは現実的なプランなのでしょうか。
もちろんそうした道を選ぶのは実現不可能というわけではありません。

しかし、今現在欧州だけが技術の最先端という時代ではなくなってきているのも事実です。
「行った方がよいかどうか」なんて迷っているのなら行かない方がいいかもしれません。
今や日本の製菓技術の水準は世界のトップクラスなのです。日本だけで修業していても、努力すれば立派なパティシエになれます。わざわざリスクを負ってまで、行く必要などありません。
また留学には留学特有の難しさがあります。
語学に関しても専門用語さえ覚えればいいというわけではなく、教えられていることを細かく理解できる語学力がなければせっかく本場で教えてもらえる内容を学びそこねてしまうことになるでしょう。
海外でパティシエの修行をしたいという人は学校で学ぶだけでなく、そのまま海外でパティシエとして働き始めたいと感じると思います。
しかし現実問題ヨーロッパでは労働ビザを外国人が取得するということ自体が非常に難しいことでもあるので、就職という面では難しいと言えるでしょう。
昔のようにいきなりお店の門をたたいて飛び込みで弟子にしてもらうというようなやり方は現代では現実的ではないと言えるでしょう。
もちろん本場の空気に触れてお菓子作りを一から学ぶことはきちんとしたステップを踏めば可能なので、目指してみるのも良いかもしれません。
感性を磨くうえでは海外留学は良い経験といえます。

パティシエになることと語学力についてのまとめ

1.パティシエになるのに必ずしも語学力が必要なわけではありません。

パティシエの本場といえばやはりフランスというイメージが強いと思いますが、だからといってパティシエになるのにフランス語などの習得が必須なわけではありません。
留学や本場での就職を夢見ている場合は語学が重要になってくるでしょう。

2.どこでパティシエの修行をするかで違ってきます

パティシエの修行をするためにわざわざフランスに留学する人も一定数いると思いますが、日本でもパティシエになるための勉強はできます。
留学するのでなければわざわざ本格的にフランス語の勉強をする必要などはないでしょう。

3.海外留学を考えてみましょう

海外に留学してパティシエの勉強をするためには、語学の面でも文化の面でも挑戦が求められます。
またそのままヨーロッパでパティシエとして働きたいと思っても、労働ビザを取得するのが難しいというのが現実です。
どうしても海外で働いてみたい!というのであれば語学も含め経験する価値はあります。

4.感性を磨くうえでは海外留学は良い経験といえます

若いうちに海外に渡って経験を積むことをすすめる先輩パティシエがいるのも事実です。
自分の感性を磨き様々な経験を積み、海外でのコンクールなどに挑戦するのも良いかもしれません。

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